葬儀に際して心得るべきこととは
2021年04月28日
会者定離という言葉があります。会うものは必ず別れるということわざです。長年付き合いのある両親でさえも必ず別れの日がやってきます。悲しくても誰もがそれを受け入れなければいけません。特に両親の死に際しては、悲しんでばかりはいられません。
その後にすべきことがあまりにも膨大にあるからです。葬儀を一般葬で執り行う場合、生前両親がお世話になった人などに訃報を伝えなければいけません。しかし両親がどんな人と、どれくらいお付き合いがあるのか、そのうえ連絡先となると子供であってもわかりません。
するとどうやって訃報を伝えるべきか多くの人が途方にくれます。このような最悪な事態に陥らないために、生前からある程度交友関係を教えてもらい、リストアップしておくことが大事です。そして墓地や埋葬をどうしたらいいかも同時に効いておくことが大事です。
墓地を生前に買ってあるのに、それを子供に伝えていないことで、不要な墓地をもう一つ買ってしまうこともあります。また墓守してもらうのが嫌であるといった両親の場合に、永代供養にしたいのか、樹木葬など共同墓にしたいのかなどもしっかり生前聞いておく必要があります。そうすることで無駄な出費を抑え、両親が納得できる埋葬が出来るようになります。