葬儀の準備、受付は誰にお願いしたらいいのか

2017年03月25日
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家族の死を受けたとき、親族は悲しむ間もなく、通夜や告別式の準備に追われることと思います。最近では、自宅より斎場を借りて葬儀を行う方がほとんどで、葬儀会社の担当者が滞りなく誘導して準備のお手伝いをしてくれます。

遺影に使う写真や祭壇のサイズ、控室でのお弁当の手配など決めなければならないことがたくさんありますが、最も大切だと言えるのが誰に受付をお願いするか決めることです。故人の死は突然である場合も多く、また、その死を受けてから僅か数日後に葬儀を執り行うわけですから、受付をお願いする方には早めに予定を知らせておく必要があります。

誰にお願いするかは、親族であったり、近所の方、ご友人など様々で、地域によっても異なるようです。隣組や隣保班などの活動が盛んで、地域のつながりが密な場所では、地元の決まり事がある場合が多いですから、区長さんや班長さんなどに尋ねるがよいと思われます。また、親族にお願いする場合もありますが、葬儀の際は親族席に座ってお焼香をあげる方への挨拶をせねばなりませんので、なるべく故人とのつながりが遠い親戚にお願いするのがよいでしょう。そして、一番大切なことは、受付の席では参列者からの香典を受け取り、香典返しをお返しするという大切な役割があるという事です。場合によっては、香典の総額が多額になることがありますので、お金に関して信頼のおける方にお願いするのがよいと言えます。また、長時間の立ち仕事になる場合が多いですので、体力的にお願いできそうな方を選出することも大切です。そして、このような仕事をお任せするのですから、葬儀終了後には菓子折りなどの品を持ってお礼に伺うことも忘れないでください。

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