香典返しと共に送るお礼状に添えるべき言葉

2018年11月01日
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香典返しと共に送るお礼状には、単に喪主もしくは喪家としてだけでなく、故人に代わって挨拶するという意味もあるため、書き方の面で決して礼儀を欠くことがないよう十分に注意すべきです。香典返しと共に送るお礼状に添えるのにふさわしい言葉とは何かを理解するに当たって、まずは避けるべき語が何かを知っておくのはよいことです。

例えば、「ますます」などのような繰り返し語は使うべきではないと言われています。またつい使ってしまいそうになる「逝去」という語は、故人に対する敬語であるため身内には使わないようにします。さらに、季節の挨拶などは含める必要がないという点も覚えておきましょう。

加えて、香典返しと共に送るお礼状に添えるべき言葉として、正しい頭語や結語があります。頭語に関しては、拝啓や謹啓などの語を使い、結語には敬具や謹白といった語を使うことができます。一言でお礼状と言っても、印刷して多くの方に送る場合と、ごく親しい方に送る場合があります。多くの方に同じ文面で送る場合は一般的な内容にし、親しい方には別途手書きで故人の思い出に触れるような内容にすることができます。いずれの場合も句読点を使わずに作成するのが礼儀です。

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