葬儀・告別式と会食の形式に関して

2018年12月26日
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少子高齢化は色々なところに影響が出ていますが、葬儀・告別式に関しても色濃く影響が出ています。故人の遺言によって香典や供花を辞退するケースが増えていますし、シンプルな家族葬が急増しています。後継者が都会に住んでいる場合もありますし、御近所付き合いが減っている要因と言えそうです。

ただ、葬儀・告別式を終えると会食の場が設けられることがあります。香典を辞退する分、あらかじめ会費が設定されています。五千円以内で済む場合がほとんどですし、故人の昔話に花を咲かせつつ食事をする席になります。

遺族にとっても諸々の費用負担が減りますし、今後もこの傾向は続くのではないでしょうか。親類が多く集まる機会は限られますし、互いの近況を報告し合うことで絆も深まるはずです。仕出し店に頼んでおくとカタログを持ってきてくれますし、値段や料理の種類を選択することが出来ます。テーブルや座布団もレンタル刷ることが出来ますし、食べ終えた後のゴミも回収してくれます。全てを終えた後は疲れがドッと出てしまいますし、会費制にすることで負担は少なくなります。終活の一部として遺言をする場合もありますし、変わりつつある時代を象徴しているのではないでしょうか。

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